看護部長・副看護部長からのメッセージ
- 精神科看護を通し
自分自身が成長できる
職場環境だと自負しています -
副看護部長 佐々木 裕司
個を理解する姿勢を大切にするアルコール依存症看護のエキスパート。
院内感染対策担当/北海道アルコール看護研究会事務局担当
2005年入職。
アルコール病棟で培った経験を活かしながら新環境で研鑽を深めたい

道内でも数少ない専門病棟を持つ病院

ドラマのようなつながりが形としてはっきり見えた

職員も感染してマンパワーが足りない、物資は揃っていない、コロナの対応がきちんとしたものになってない、そういったことを整備しながら、朝から夜遅くまで働いて疲労感だけが募り、何なんだろうこの状況はと辛い気持ちになっていた時のことです。別の病棟の患者さんが窓をコンコンと叩いて大丈夫か?倒れるなよ、頑張れって声を掛けてくれたのです。翌日の朝またクタクタで仕事を始めた時にパッとその窓を見たら「頑張れ」と書かれたポスターが。患者さんが作ってくれたものでした。これは結構泣けましたね。ふと窓を見ると目に入るんですよね、もう涙が止まらなくて。コロナがやっと少し落ち着いてきた時に、スタッフに応援メッセージをどう思った?と尋ねたところ「患者さんからあのような励ましを頂けるんだな」とうれしく思ったということになり、今度はお礼の言葉をポスターで返そうかという話に。垣根を越えたとでも言うか、石橋病院ならではの元々持っている横のつながりっていうんですかね?そんなドラマみたいなことが本当に目の当たりに実感できたのもこの時でしたね。形としてはっきり見えました。
職員同士が互いに気遣えないといい看護の提供ができない
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仕事に一生懸命になりすぎず自分の時間も大切にしてほしい

スタッフに言いたいことは、「困ったときは自分ひとりで抱えないこと」、これが第一、まずは相談してくださいと。物の言いにくい上司だったら嫌でしょう?自分自身の上司が実際とても相談しやすい方で、兄貴という存在感で、若い頃から付き合って来ているので男としての魅力と言いますか、彼をモデルの上司像として常に抱いているので、私も何かそういう関係性を大事にしていきたいし、同じように下の世代に大切なものとして受け継いでいってほしいです。
それと、あまり仕事に一生懸命になりすぎないでほしいですね。失敗していい。完璧にやろうとすると結局は自分の時間を犠牲にすることになるからそうではなくグレーな部分で仕事をしていこうという事も大切にしています。そのせいで仕事がおろそかになるかといったらそうではないと思います。プライベートも大事にしてほしい、やりたいことは応援しますが、ぐいぐい手を引っ張っていこうとは思いません。そういう良さがあるんですよね、この病院には。押し付けることはないし、自分の時間も大事にしていこうっていうのが当院のいいところなんだと思いますよ。
どんな人でもウェルカムです。一緒に働ける日を楽しみにしています。
(感染対策を行った上で、撮影時のみマスクを外しています。)