先輩からのメッセージ

個性を尊重してくれる職場で、自分の進むべき道が見つかった。

作業療法士 石川 マリヤ

作業療法士養成校を卒業後、道内各地の医療機関で精神科領域の臨床経験を積んだのちに2017年に当院に入職。山口県出身。

作業療法士としての目標が見つかった臨床実習。

高校生の時に友達に誘われて受けたのが、作業療法士養成校でした。二人で受験したものの、何故か私だけが合格。その流れのまま入学することになりました。当然のことながら、まわりの学生は志が高く、なんとなく入学した私は浮いた存在で、自分の学校なのにアウェイのような雰囲気を感じていました。
目的のないスタートを切った私でしたが、丁寧に指導してくださる先生方のおかげで、作業療法士のやりがいや難しさ、それを乗り越えたときの達成感などが徐々に理解できるようになりました。ターニングポイントになったのが、約3か月間のいしばし病院での臨床実習です。臨床実習は院内のみで終結することが多いのですが、訪問看護室に勤務していた先輩が地域で暮らす患者さんのもとに同行する機会を作ってくれました。実際に地域で暮らす様子を見せていただいたことで、臨床と生活場面を結び付けて考えることができるようになりました。


 

信頼できる先輩と自分を高める職場環境で充実した毎日

養成校を卒業後、道内の様々な医療機関で精神科領域の臨床経験を積む中で、いつも「地域」というワードを意識していました。過疎化が進んだ地域に赴任したときに、患者様、ご家族様、それを支えるスタッフなど全員が高齢化しているなど、地域医療を推進する上での障壁も目の当たりにしました。医療が担える範囲の限界を感じるとともに、自分にできることは何かを模索していた気がします。
そんなときに、いしばし病院が作業療法士を募集していることを知りました。新卒の時は募集がなかったため、ようやくチャンスが巡ってきたと思いました。実習中にお世話になった先輩が在職していたことも心強く、「この転職は間違いない」と確信しました。確信した通り、今とても充実した毎日を過ごしています。現在在籍しているセクションは、地域に出向くことはありませんが、「院内での臨床が、在宅に戻ったときに、どのように役立っているのか」というイメージをつかむことができるなど、これまでの経験が生かされていると感じます。


 

日々の業務がコミュニケーション技術向上のトレーニングになる

作業療法士は、「自身の態度や言葉が患者様にとって有意義でなくてはならない」という「自己の治療的応用」を重んじています。当院は、統合失調症だけでなく認知症や依存症、最近では引きこもりや適応障害、うつなど、様々な患者様と接する機会が多く、一人一人に合った対応が求められます。「これでよかったのか」「正しい言葉がけができていたか」など、普段の接し方すべてが、患者様とのコミュニケーション技術を向上させるトレーニングになっています。
業務上の経験を共有できる仲間が多い点も当院の良さです。若い職員の視点と経験者の視点は異なりますが、世代が違うからこそ得られる気づきもあります。「年齢が若い」「経験が浅い」と見過ごされることなく、上司や先輩が個性を尊重してくれるので、若いスタッフのモチベーションが上がり、職場に活気が生まれています。


 

専門職として成長が期待できる職場です

冒頭でお話ししたとおり、私は漫然と作業療法士の道を歩んでいましたが、当院で実習したことで、自分がどこに向かって進むべきか決まりました。だから先輩として「いしばし病院は、私みたいな人間でも目標が見つかる職場なんだぞ!」と声を大にして言いたいですね。これを読んで興味を持った方は、すぐに連絡してください。
 

交通アクセス

〒047-8585
北海道 小樽市 長橋3-7-7

【タクシー】小樽駅から10分
【バス】塩谷線(中央バス小樽駅前バス停より)「長橋十字街」下車・余市線(中央バス小樽駅前ターミナル5番乗り場より)「長橋十字街」下車

お電話でのお問い合わせ

0134-25-6655

採用担当